Webマーケティングとは?基礎知識から変遷まで

Webマーケティングとは


WebマーケティングとはWebを中心に行われるマーケティング手法のことを指します。
主にWebサイトやWebサービス、SNSなどを用いて行われます。

Webマーケティングは、施策の結果すべてを数値として確認できるため情報を統計データとして使用して、より良い戦略を組み立てていくことも可能になっています。

 

Webマーケティングの歴史


インターネット黎明期(1994年~1999年)

日本国内においてインターネットが普及し始めたのがこの年代です。

Windows95やMacintoshがインターネット通信に対応したことでまたたく間に広がりました。

日本では定額通信サービスが始まり、ホームページ作成のブームが起こりました。Yahoo!Japanの検索エンジンサービスでホームページを閲覧していた方も多いのではないでしょうか。作成したホームページをYahoo!Japanに登録して、検索で見つけてもらうということが可能になりました。

しかし、SEOも単純な仕組みになっており、ホームページにたどり着く手段も検索よりは、雑誌やテレビメディアでの紹介などの情報がほとんどでした。

 

SEOの定着期(2000年~2002年)

Googleが日本語での検索サービスを開始し、Yahoo!JapanもGoogleの検索エンジンを採用するようになります。

そこから本格的にSEOという言葉も意味を持ち始め、今までの人の手によってカテゴリ分けされていたWebサイトでしたが、Googleが「クローラー」と呼ばれるロボットでWebサイトを巡回し、情報を読み取ったうえで自動登録していくようになります。

当時のGoogleアルゴリズムは、今とは違い、大量の被リンクやページ内容とは関係ないキーワードを埋め込んでおくことでも上位表示が可能でした。

「ググる」という言葉が生まれたのもこの時代でした。

ブログ開設・EC成長期(2003年~2004年)

個人がブログを開設して情報を発信するということがブームとなり、芸能人や著名人ではなくても、個人で持っている特技や特定分野の精通情報などを発信しているblogが人気を集めるようになりました。この「誰でも発信できる」という流れがのちのち大きな流れを作っていきます。

90年代には楽天や、Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークションなど誰でも知っているサービスが始まり、この頃から盛況になってきました。メルマガも広く読まれるようになり、マーケティングの戦略にも影響を及ぼし始めます。

SNS・SEO隆盛期(2005年~2009年)

ネット利用の多様化が始まり、ソーシャルメディアが生まれました。

今でこそ多くの人が利用するTwitterも、先端技術に興味のある人たちから広まっていきました。しかし、まだSNSをビジネスに利用するという動きは活発ではありませんでした。

SEOという考え方が加速度的に広まっていき、リスティング広告やメルマガ広告、バナー広告、SEO対策などの外注化に加えて、Webでのマーケティングに予算を取るという企業が増え始めたのもこの頃になります。

スマホ台頭・アプリ登場期(2010年~)

スマホが台頭し、Webサイト等だけではなくアプリなど、さらに媒体が広がり始めた頃です。

スマートフォンが一気に普及し始め、今や利用者8400万人を超えるメッセージングサービスのLINEが登場しました。

アプリ利用が広がりを見せる中で、SNSの利用も加速度的に活性化し、ビジネスへの利用も活発に行われるようになりました。

通信環境の改善で、Mobileにおいても高速な規格が広がることによって、スマホ利用を後押しする形になりました。最も有名なiPhone以外にもandroid端末なども増加していきました。

Webサイトはスマホ表示最適化がSEOにも影響するようになり、レスポンシブデザインという手法が広がりを見せています。

また、Googleは検索エンジンを日々進化させており、WebマーケティングにおけるSEOの在り方がどんどん変化していっています。

 

Webマーケティングの重要性


インターネットの普及が加速するとともに、インターネット上での取引は年々増加しています。

BtoB取引における日本国内の市場規模は353兆円にも上り、BtoC取引においても19.4兆円と前年比で6.76%も増加しており、商取引の電子化が進んでいっています。特筆すべきはCtoC間での取引が急速に拡大しており、2016年時点では3000億円ほどであった市場規模が、2019年には1兆7407億円まで膨れ上がっています。また、越境ECがじわじわと増加傾向になっています。

参照:経済産業省「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました」

店舗や企業がインターネット上で商品をPRする機会が増えたり、インターネットを利用する人が増加していることで敷居が下がり、ビジネス形成の場としてインターネットが浸透して生きているあかしであると考えられます。

市場規模が増えるということは、スタンダードがインターネットに移行してきている可能性を示すものでもあり、インターネット上でのマーケティング戦略の重要性を示しているものと考えることができます。

それではどんな施策を行っていかなければいけないのでしょうか。

 

SEO対策


ユーザーを自社サイトに自然流入させる最もポピュラーな施策となります。

検索しているユーザーに対してGoogleやYahoo!の検索結果でより多くの露出を生み出すための施策をSEO対策と言います。

検索ユーザーがどのようなコンテンツを探しているか、それに合致した内容をWebサイトに用意しているかをGoogleのクローラーが判断し、認識したページを検索結果の上位に表示させます。Google広告やYahoo!検索広告といったリスティング広告とは違って、金銭で上位表示を購入することはできません。

SEOの基本

アクセス解析


誰がどこからどのように訪問して、どんな行動をしているのかを分析するために行います。

基本はGoogleのアナリティクスやSearchConsoleを使用して行うことが多いですが、そのほかにも様々な解析ツールが出てきています。

解析をするのは、より良い結果を求めて改善を繰り返すためであり、解析自体に意味を持たせてしまうとなかなか結果につながりません。想定したペルソナやKPI、KGIに沿って仮定した通りの結果が得られているかを検証し、改善につなげていくことが重要な要素となります。

アクセス解析とは

 

Web広告


もっとも有名なのはGoogle広告やYahoo!検索広告によるリスティング広告です。キーワード単位でオークションが行われ、掲載順位が決定します。しかし、人気のキーワードは競合が多く高騰しやすいのがデメリットともなりえます。

そのほかにもディスプレイ広告、動画広告、アドネットワーク広告、アフィリエイト広告、SNS広告、リマーケティング広告(リターゲティング広告)などがあります。

Web広告とは

 

ローカルSEO


検索している地域によっては地域情報に影響を受けるキーワードもあります。

「飲食店」「教育施設」「医療施設」「レジャー施設」などがその例となります。こういったキーワードはローカルSEOによって、GoogleマップデータがSEOよりも上位に表示されたり、SEOそのものがlocalに影響を受けることがあります。

地域ビジネスを形成している場合はローカルSEOを考える必要性があります。

ローカルSEOとは

 

Webマーケティングはまだまだ発展段階


Webマーケティングの歴史はまだ20年ほどと浅い歴史となっています。しかし、非常に速いスピードで日々進化・変化を遂げています。

この記事からWebマーケティングの基礎を知ってもらい、今後のマーケティング活動にお役立ていただければと思います。

 

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