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※本記事はCommunityCreateが運営するメディアの記事です。自社サービスへの案内を含みます。
SEO診断は、サイトの技術面やコンテンツの課題を調べ、改善の入口を整理するものです。確認範囲は診断方法によって異なります。
目的と納品物を確かめ、結果は根拠と改善作業に分けて読みましょう。
診断で「問題なし」と出ても、それが検索からの集客や問い合わせまで確認した結果とは限りません。何を検査したかを確かめ、次に必要なデータを選ぶことが大切です。
この記事のポイント
- 診断の対象と納品物を先に確認する
- 公開HTMLの検査と検索登録を分ける
- 取得・登録・流入・成果の順に切り分ける
- 指摘を担当者と再確認方法のある作業票にする
公開日:2026年10月31日 / 最終更新日:2026年10月31日
SEO診断は、改善の入口を見つけるために使う
何を改善したいかが、診断方法を選ぶ出発点です。検索に表示されない理由と、問い合わせにつながらない理由では、調べる情報を分けましょう。

自動チェックと人の診断で、調べる範囲が変わる
公開ページの機械チェックは、タグや応答など、取得できる情報を確認する入口になります。サイト横断の調査は、複数ページの共通点を探すためのもの。どこまで調べられるかは、アクセス権や取得方法によって変わります。
人による診断では、事業上の目的や社内の実装体制を踏まえ、調査結果を解釈することもあります。どの方法でも、対象・データ・納品物を確認することが先です。
| 方法 | 確認する対象の例 | 事前に聞きたいこと |
|---|---|---|
| 公開ページの機械チェック | 公開HTMLや応答 | URL数、取得方法、未確認の範囲 |
| サイト横断の調査 | 複数ページの構造やタグ | 対象範囲、アクセス条件、制限 |
| 人による分析 | 課題の解釈や優先順位 | 利用データ、提案内容、納品物 |
先に「検索に出ない・流入が減った・成果がない」を分ける
「検索に出ない」と感じたら対象URLと確認した検索条件を残します。流入が減った場合は、比較期間や対象ページを確認。問い合わせが少ない場合は、流入後のページやフォームも調べる候補です。
これは診断の入口を整理するための区分であり、それぞれの原因を決めつけるものではありません。
何に困っているかから始めます。
無料と有料は、料金より対象と納品物を比べる
無料でも対象範囲や申し込み条件は違います。有料の診断を依頼しても、改善の実装まで含まれるとは限りません。どこまで確認し、何を受け取るかを聞いてください。
無料ツール・無料レポートの条件を確認
単一URLを調べるのか、サイト全体を対象にするのか。所有権の確認や申し込み情報が必要かも、利用前に確認しましょう。AhrefsのSite Auditは技術面やページ内の問題を検出する機能を案内しています。Screaming Frog SEO Spiderはクロールしてタイトルなどを分析するツールです。それぞれ利用条件と制限を公式ページで確かめてください。
無料レポートの例として、ナイルの申し込みページは簡易診断とレポートを案内しています。これは一社の掲載例で、受付条件や内容を他社にも当てはめることはできません。
なお、SEOチェキの公式表示には順位チェックの不具合に関する案内があります。2026年10月時点で確認した情報です。停止・不具合のある機能を現在使えるものとして前提にせず、利用時に公式表示を確認しましょう。
有料診断は、調査資料・報告会・改修の範囲を確認
アユダンテの公式ページはサイト全体の課題抽出、資料作成、報告会を案内し、制作・開発は対象外としています。これは同社の掲載例です。依頼前に、調査後の改修や再確認を誰が担うか、見積書に含まれる範囲を確認してください。
持ち帰り:診断前に聞くこと
・対象URLと調査するデータ
・レポートや報告会などの納品物
・実装と再確認が含まれるか
・追加費用やアクセス権の条件
無料・有料の名前より、実際に受け取るものを確認しましょう。
公開ページを調べると、何が確認できる?
静的HTMLを取得すると、応答やタグの記述を観察できます。検索エンジンがそのページをどう登録し、どの順位で表示するかは、別の確認が必要です。
3つの公開URLでタグと応答を実際に確認
2026年10月31日、当サイトの公開3URLをHTTPで取得し、静的HTMLを調べました。ログインやサイト変更は行っていません。
筆者の検証(2026年10月)|公開3URLの静的HTMLを実取得し診断で確認できる範囲を検証(Python requests / BeautifulSoup check_public_html.py)
Pythonで /seo/、/seo/351/、/seo/698/ の応答と静的HTMLを取得し、title、description、H1、canonicalなどを抽出しました。3URLともHTTP 200、H1は各1件で、title・description・canonicalを検出しています。取得したHTMLと結果、取得時刻、ハッシュを保存しました。Googleへの登録、正規URLの選択、順位や成果は検査していません。
| 対象URL | HTTP応答 | H1 | title | description | canonical |
|---|---|---|---|---|---|
| /seo/ | 200 | 1件 | 検出 | 検出 | 検出 |
| /seo/351/ | 200 | 1件 | 検出 | 検出 | 検出 |
| /seo/698/ | 200 | 1件 | 検出 | 検出 | 検出 |
検査の記録では /seo/ のH1テキストが空でした。要素数を数えた結果だけで、見出しの内容や品質まで判断できるわけではありません。
「見つかった」と「正しく評価された」は分ける
canonicalがHTMLに書かれていることと、GoogleがそのURLを正規として選んだことは別です。HTTP 200も、検索への登録を証明しません。H1が1件だったという観測も、今回の対象に限った結果です。すべてのページに当てはまる唯一の正解とは扱わないでください。
今回未確認なのは、Googleのインデックス登録と正規URLの選択、JavaScript描画、速度、検索順位、流入、売上です。診断表に「未確認」と残し、次の調査に渡します。
検出と評価を分けて読みましょう。
診断がOKでも、別の段階に課題が残る
取得→登録→流入→成果を分けると、追加で見る情報が決まります。最初の段階が確認できても、その先の状況を同時に証明したことにはなりません。

登録状態と流入は、必要なデータを確認する
取得は、ページやその情報を読み取れるかという入口です。登録の確認には、検索エンジン側の情報が必要になります。Googleの説明によると、URL検査ツールは検索側の登録情報を調べるための機能です。
今回の公開HTML検査ではSearch Consoleに接続していません。実際に使う場合は、対象サイトの権限を持つ担当者と確認方法を決めましょう。流入や問い合わせの確認も、目的に合うデータと期間を選んで別に行います。
表示速度の結果と、売上の原因を混同しない
GoogleのPageSpeed Insightsの説明では、ラボデータとフィールドデータが区別されています。取得条件を確認して読みましょう。今回、速度スコアは計測していません。
速度の数値だけで検索順位や売上を断定することはできません。問い合わせにつながらないときは、対象ページの内容やフォームなども含め、必要な情報を集めます。
指摘を「根拠・影響・担当・再確認」の作業票に変える
改善に進むには、何を根拠に、誰が直し、どう確かめるかを揃えます。レポートを受け取ったら、指摘をそのまま作業票へ移しましょう。
対象URLと根拠がある指摘から確認
次は記入例を示したひな形です。実サイトの不具合を報告するものではありません。検査結果の画面や取得日時を根拠として記録し、担当者が同じ条件で確認できるようにします。
| 項目 | 記入する内容の例 |
|---|---|
| 指摘・対象URL | 対象ページと確認した事象 |
| 根拠 | 検査方法、結果、取得日時 |
| 影響 | 影響を受ける読者や機能 |
| 依存作業 | 公開前の承認、開発、原稿確認 |
| 担当 | 調査、修正、承認を担う人 |
| 再確認 | 変更後の確認方法と日時 |
根拠が不足する指摘は「要追加調査」と記載。修正が必要かどうかを、データや担当者の確認を経て決めます。
重要度は事業上の影響と実装条件で相談
複数ページに共通する問題か、重要なサービスページに関係するか、登録を妨げている疑いがあるかを確認します。影響の範囲を把握しないまま、警告の数だけで優先順位を決める必要はありません。
専門的な判断が必要なら診断担当に確認し、修正が開発作業なら実装担当に依頼します。必要な承認を終えた後が、再検査のタイミングです。同じ条件で確かめられるよう、検査方法も作業票に残してください。
診断を依頼する前に、URLと困りごとを用意する
目的と対象URL、変更履歴を整理し、相談先に伝えましょう。利用できるデータと実装体制も添えると、診断で確認する範囲を具体化しやすくなります。

共有する情報と権限は、調査に必要な範囲から
対象ページと困っていることに加え、最近の改修や計測方法を共有します。アクセス権が必要な場合は、対象・権限・期間を相手と確認。パスワードを直接送る前提ではなく、各サービスの権限管理を使う方法を相談しましょう。
GoogleのSEO業者利用ガイドも、監査の内容や実施作業を確認する際の参考になります。調査結果に加えて、改善の担当と見積もりの範囲を聞いてください。
金沢・石川県で診断後のSEO改善を相談したい方へ
この記事はCommunityCreate合同会社が運営するメディアです。金沢を拠点とする同社の支援内容は、金沢・石川県のSEO対策を相談するページで確認できます。無料相談には、対象URLと困りごとをお持ちください。診断の具体的な範囲や費用は個別に確認が必要です。
次の一歩
今日の一歩として、気になるページを一つ選び、URLと「表示されない」「流入が減った」などの困りごとをメモしてください。診断結果を持っている場合は、対象と根拠、担当者の欄を作って転記しましょう。
直した後の確認方法も決めます。
診断後の優先順位付けや、記事・WordPressの修正まで相談したい場合は、当社のSEO診断・サイト改善支援の作業範囲と納品物をご確認ください。対象URL、利用できる検索データ、社内で担当できる作業を整理してから、調査と実装の範囲を決めます。
よくある質問
- 無料診断だけで十分ですか?
-
目的と確認したい範囲によります。無料で分かる項目と未確認の項目を分け、必要なら追加調査を検討してください。
- ツールの点数が高ければ検索順位も上がりますか?
-
点数と検索順位は同じものではありません。点数の対象と検査条件を確認しましょう。
- 診断前に何を用意しますか?
-
対象URL、目的、困りごと、変更履歴、利用できるデータと担当体制を整理します。
- トップページだけ調べれば十分ですか?
-
目的によります。重要なサービスページや問題が起きているURLも対象に含めるか確認してください。
- 警告はすべて直す必要がありますか?
-
根拠と影響を確認し、実装条件や事業上の重要性を踏まえて判断します。
- 診断と改修はセットですか?
-
サービスや契約によって異なります。修正の担当と追加費用、再確認の範囲を聞きましょう。
- 複数のツールで結果が違うのはなぜですか?
-
対象、取得時刻、検査方法や指標の定義が異なる場合があります。まず条件を照らし合わせてください。
- 診断後に何をすればよいですか?
-
指摘ごとに対象URLと根拠を記録し、担当と再確認方法を決めて作業に移します。
検索の仕組みから整理したい場合は、Google検索の仕組みを解説した記事が入口になります。診断後に取り組む作業は、中小企業のSEO対策チェックリストを自社の課題に照らして検討してください。
まとめ:診断結果を次の作業へつなげる
SEO診断は、改善の入口を整理するために使います。確認できた範囲と未確認の範囲を分け、取得・登録・流入・成果のどこを調べるかを選びましょう。指摘には根拠、担当、再確認方法を添えてください。
参考URL一覧
- AhrefsのSite Audit:https://ahrefs.com/ja/site-audit
- Screaming Frog SEO Spider:https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/
- ナイルの申し込みページ:https://www.seohacks.net/ebook/30705/
- SEOチェキ:https://seocheki.net/
- アユダンテの公式ページ:https://ayudante.jp/products/seo/
- Googleの説明:https://support.google.com/webmasters/answer/9012289?hl=ja
- GoogleのPageSpeed Insightsの説明:https://developers.google.com/speed/docs/insights/v5/about?hl=ja
- GoogleのSEO業者利用ガイド:https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/do-i-need-seo?hl=ja
金沢・石川県でのSEO対策・AI検索対応・AI導入の相談は、CommunityCreateの支援内容をご確認ください。

