AI関連のクローラー対応では、検索で見つけてもらうことと、別の用途で情報を利用させることを分けて確認します。robots.txtの記述を追加する前に、対象のサービスと制御の役割、公開する情報の範囲を整理します。
誰の何のアクセスを制御するかを確認する

「AIを許可・拒否する」という一括の説明では、影響する機能がわからなくなることがあります。対象サービスの公式説明に従い、検索、その他の利用、ユーザー操作による取得を区別します。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| 対象の識別 | 公式に案内されるクローラー名や制御方法を確認する。 |
| 用途の確認 | 検索への取得か、別の製品・利用目的の制御かを確認する。 |
| 公開範囲 | 公開ページ、会員向け情報、機密資料を分ける。 |
| 担当の確認 | サイト運用、情報管理、法務等、必要な確認担当を決める。 |
Googleもクローラーや制御に関する公式説明を公開しています。第三者の記事だけを根拠に、異なるサービスへ同じ設定を当てはめないようにします。
クロール以外も含めてサイトの基本状態を確認するには、WordPressの検索流入が伸びないときに最初に確認する項目をご覧ください。
robots.txtと認証・インデックス制御を分ける

robots.txtはアクセスに関する案内であり、秘密情報を守るための認証の代わりにはなりません。公開してよい情報かどうかは、別に管理します。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| 現状を保存 | robots.txt、関連するサーバーやプラグインの設定を控える。 |
| 意図を記録 | 対象と、許可・制限したい理由を記載する。 |
| 変更を限定 | 必要な範囲だけを変更し、他の検索への影響を確認する。 |
| 取得を確認 | 対象ページが意図した条件で読めるか、記録して確認する。 |
noindexやアクセス認証と混同せず、それぞれの役割を理解して設定します。非公開情報を公開URLに置いて、robots.txtだけで保護しようとする運用にはしません。
確認する手順や条件は、WordPressリニューアルでURLと検索の入口を守る確認手順も参考になります。
制御方法の変更と観測結果を別々に管理する

外部サービスの仕様は変わることがあります。設定の根拠と確認日を残し、必要な時に見直せる状態にします。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| 根拠 | 利用した公式資料のURLと確認日を保存する。 |
| 設定 | 変更箇所、担当、実施日、復元方法を残す。 |
| 確認 | 正常なページ取得や、検索への不要な制限がないか確認する。 |
| 観測 | AI回答の掲載状況は、設定作業とは別の結果として記録する。 |
クローラーへアクセスを許可したことが、AI回答への掲載保証になるわけではありません。情報の利用方針と、集客上の期待を分けて判断してください。

自社のサイト・業務への当てはめに迷ったら、AIO対策の進め方を相談するからご相談いただけます。
よくある質問

依頼や社内での実施を検討するときに確認したい点です。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| AI関連のクローラーは全部許可すべきですか? | 一律に決めず、公開方針と対象サービスの用途・制御方法を確認して判断します。 |
| robots.txtに書けば機密情報は守れますか? | 認証や権限管理の代わりにはしません。公開すべきでない情報は、適切なアクセス制御と保管方法で扱います。 |
個別の条件は、対象業務と資料を確認してから判断します。
相談前に整理すること

対象、用途、公開範囲、公式資料、設定内容を一組で残してください。検索へのアクセスと情報管理の判断を切り分けましょう。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| 対象 | 対象サイトや業務と、困っていることを共有する。 |
| 材料 | 利用できる資料と、公開・入力できる範囲を整理する。 |
| 分担 | 社内で担当できる作業と、依頼したい作業を分ける。 |
CommunityCreateでは、必要な調査・制作・実装・運用の範囲を整理してご提案します。


