WordPressの検索流入が伸びない場合、プラグインを増やす前に、ページが公開され、検索エンジンが読める状態かを確認します。そのうえで、検索意図と内容、重要ページへのリンクを見直します。変更を重ねる前に、原因を切り分ける順番を決めましょう。
公開状態・検索設定・URLの応答を確認する

検索で見つからない状態と、見つかっていてもクリックされない状態は別です。まず、対象ページのURLを直接開き、意図した本文が出るかを確認します。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| 公開状態 | 下書き、非公開、パスワード保護と、公開ページを区別する。 |
| 検索への指示 | サイト全体やページ単位のnoindexが意図せず付いていないか確認する。 |
| HTTP応答 | 存在するページが404や不要な転送になっていないか確認する。 |
| 正規URL | 同じ内容を複数URLで公開していないか、canonicalや転送を確認する。 |
robots.txtでのアクセス制御と、noindexによるインデックス制御は役割が異なります。意図を理解せず両方を追加すると、確認や修正が複雑になるため、対象URLごとに記録します。
検索データから調査するURLを絞るときは、Search Consoleの数値から改善対象を選ぶ読み方をご覧ください。
Search Consoleとページの内容を照合する

ページを開けても、検索意図に答えていなければ流入や相談につながるとは限りません。利用できる検索データと、現在の本文を並べて確認します。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| 状態を確認 | URL検査などで、対象URLがどのように扱われているか確認する。 |
| 検索語を確認 | 表示される検索語と、ページが説明するサービスが合っているか読む。 |
| 不足を確認 | 対応範囲、条件、根拠、費用、依頼手順が不足していないか読む。 |
| 役割を確認 | 同じ質問に答えるページが複数に分かれ、内容が競合していないか整理する。 |
一つの数値だけで結論を出さず、対象期間とページを揃えます。公開直後のページと、長期間運用しているページを同じ期待で比較しないことも大切です。
確認する手順や条件は、WordPressリニューアルでURLと検索の入口を守る確認手順も参考になります。
一度に変更しすぎず記録を残す

テーマ、SEO設定、本文を同時に大きく変えると、問題の原因がわかりにくくなります。バックアップを取り、変更内容と確認結果を残して順に進めます。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| 設定の重複 | 複数のSEO機能が同じタグを出力していないか確認する。 |
| 移行の影響 | テーマ変更でメニュー、投稿タイプ、フォームが引き継がれているか確認する。 |
| リンクの状態 | サービス一覧や問い合わせ先が404になっていないか確認する。 |
| 公開後の動作 | スマホ表示、フォーム、サイトマップも合わせて確認する。 |
設定が問題なのか本文が不足しているのかを分けてから、優先度を決めます。使っているテーマやプラグインの名前・設定も、調査担当へ共有してください。
自社のサイト・業務への当てはめに迷ったら、SEO対策の課題を相談するからご相談いただけます。
SEO点検票と自社サイトの記録例
実務資料の追加:2026年11月2日/作成:CommunityCreate合同会社
点検後に「何を、どの証拠で判断して直したか」が残ると、担当者が変わっても確認を続けられます。公開ページの技術状態と、検索エンジンが実際に登録・表示した状態を別欄で扱う記録票を用意しました。
SEO点検・変更記録票をダウンロード(ZIP・無料・登録不要)
ZIP内のHTMLをブラウザーで開いて記入し、「印刷」からPDF保存できます。入力内容は自動保存・送信されません。長文は別紙に記録してください。
| 記入する項目 | 残す証拠・判断 |
|---|---|
| ページの役割 | 誰のどんな質問に答えるページか。サービスの依頼先と、操作を学ぶ記事を区別する。 |
| 技術状態 | 最初のURL、HTTP応答、転送先、canonical、noindex、robotsの確認方法と日時。 |
| 本文と内部リンク | 必要な説明・条件・根拠、案内元のURL、本文のリンク文言、実際の移動先。 |
| 変更と再確認 | 変更前の保存先、変更内容、担当、公開日時、表示と応答の再確認、戻し方。 |
| 検索データ | 取得権限があるデータの期間・フィルター・確認日。未取得を推測で埋めない。 |
自社サイトで実際に記録した点検例
2026年11月2日のCommunityCreateの点検では、旧営業ページの /seo-2/ と /seoss/ から SEO対策のサービスページへ301転送することを確認しました。また、別のWordPressで運営するJOURNALのサイトマップ経路も確認しました。
この記録が示すのはURLの応答と公開経路の確認です。Googleによる再クロール、正規URLの選択、検索順位の変化を確認したという意味にはなりません。実施内容は別インストールしたWordPressのSEO点検の実例にまとめています。
似た記事を見つけても、すぐには統合しない
例えば、地域で依頼先を探すサービスページと、担当者が診断手順を学ぶ記事は、SEOという同じ言葉を使っていても目的が異なります。質問・対象顧客・必要な回答を比べ、同じ目的の重複が確認できた場合に統合先と転送を検討します。変更前後の記録を残してから実施してください。
参考:Googleのリンクに関するベストプラクティス、重複URLの正規化。記録票の構成は当社の実務上の提案です。
SEO点検後の作業順を整理する
重要な公開ページを一つ選び、実際に調べた結果を入力してください。サイトを自動診断したり、Googleの評価点を算出したりするものではありません。
意図的に検索対象から外しているページは、公開・インデックス対象へ変更する前提にしません。表示順位やインデックス登録の有無は別の証拠で確認します。
入力後に「結果を見る」を押してください。
このツールから入力値を送信・保存することはありません。ページを閉じると入力は失われます。結果を残す場合は印刷などで保存してください。
よくある質問

依頼や社内での実施を検討するときに確認したい点です。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| SEOプラグインを入れれば解決しますか? | タグ設定や管理を助ける機能はありますが、公開状態、本文の不足、リンク切れなどが自動ですべて解決するわけではありません。 |
| テーマを変えれば検索順位は上がりますか? | テーマ名だけで判断できません。表示、構造、更新方法と、移行によるURL・本文への影響を確認します。 |
個別の条件は、対象業務と資料を確認してから判断します。
相談前に整理すること

公開状態、検索への指示、URL応答、本文、内部リンクの順に確認します。調査前の設定を残し、変更の意図を説明できる状態にしましょう。
| 項目 | 確認・実施する内容 |
|---|---|
| 対象 | 対象サイトや業務と、困っていることを共有する。 |
| 材料 | 利用できる資料と、公開・入力できる範囲を整理する。 |
| 分担 | 社内で担当できる作業と、依頼したい作業を分ける。 |
CommunityCreateでは、必要な調査・制作・実装・運用の範囲を整理してご提案します。



